名古屋市千種区の建築設計 アールアンドエス設計工房のお知らせ

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2015.07.03
オープンハウスのお知らせ




7月5日(日) 午後1時から4時ころまで 

オープンハウスを行います

場所は瀬戸市南山町です

詳しい住所はお問い合わせください

 

こんな南垂れの傾斜地に建っています

できるだけ元の地盤を生かして 段々畑のように整地し

その形に添うようにプランを当てはめていきました

とってもユニークな家になりました

 

ほぼ家の中央にあるリビングは

一番広くて天井も高い

その奥に台所、水回り、2階への階段がつながります

四角に切り取られた窓からキッチンが見えます

手前の小さな階段はリビング内にある書斎へ

 

リビングの中にある小さなおうちのような場所

2階部分は書斎でご主人のコーナー

下は奥さんの趣味と家事のコーナー

ここに見える長方形の穴は

この奥にテレビをおいて画面だけが

リビングから見えるようになっています


2015.06.26
金山町




名古屋にも同じ字を用いた かなやま  がありますが

山形県最上のこの町は かねやま  といいます

 

新庄からバスで45分くらい お昼を我慢して向かいました

まずは速攻 目をつけておいた 蕎麦屋に

手打ちの蕎麦 は絶品だった しかも 安い

これは幸先の良い 旅の始まり と感じた

 

しかも蕎麦屋のすぐ横に 有名なきごころ橋があった

車道の横につけられた 屋根つきの 歩行者橋

金山杉をたっぷり使用した 景観とよく合った橋

 

プラプラ気の向くまま歩くと

金山型といわれる 特徴のある民家が

いくつもあった

しかもこの民家 以前本でみて 素敵だな と

印象に残っているものとそっくりなので 感激した

 

洋風のレトロな旧郵便局の展示室を抜けると

こんな庭が広がっている

街の中を 自由に通り抜けられるようだ

これは以前建築家の片山和俊先生の講演で聴いた話

休憩したカフェで地元の方とお話をすると

この町がいかに愛されているかがよくわかった


2015.06.23
東北新幹線




東北新幹線デビューし

ずいぶん前から行きたかった山形県に旅しました

東海道新幹線で東京まで行き

東北、北陸、上越新幹線のホームに行くと

なんと 今話題の金沢に行く新幹線が止まっていました

 

これは かがやき なのか はくたか なのか

よくわからないが 

北陸新幹線だということはわかった

 

そしてその横のホームには はやてに連結されたこまち

のようです

 

東海道、山陽新幹線には 何十年も何十回となく乗車していますが

北の方面は まるで初心者

どのラインに どんな新幹線が走っているのやら・・・

 

ミーハー丸出しで 写真を撮りました

 

そして この連結は 何なのか・・・?


2015.04.09
桜咲くころの京都 2




見学会の集合時間まで少しあったので近くの東本願寺へ

阿弥陀堂は修復中であるが隣の御影堂は参拝可能

そこから見る仮囲いのある景色も 現代的な面白さがあったが

正面の広縁に面した障子戸をパッチワーク状に補修した景色が

何とも渋くて 日本人の精神を表現しているようで

大げさかもしれないが  妙に感激した

 

そのあと関西電力京都支社の北西方向にある学芸出版社へ

20年近くたっているがコンクリート打放し面もきれい

シンプルであるが よく考えられている形態が

時を経ても凛とした印象で質素な中にも豊かな空間が感じられる

ぜひ一度内部を見学したいものだ

 

新旧の名建築が数多くある京都の中でも とりわけ好きな建築だ

 

京都の帰りに 伊勢丹で時間調整するのもいいが

5分ほど足を延ばして 立ち寄ってみることをお勧めします

 

見学会が無事予定通りに終わり、反省会の後解散

私は河原町をぶらぶらと南下したが

途中で京都府立大学のレトロ建築が見えたので

思わず パチリ

この建物は昭和初期の京都市役所の設計部の物らしい

その当時は 役所の中に技術者がいて設計をしていた

特に京都は武田五一の門下生も多く

優れた技師兼建築家が多かったらしい

そういえば 「ごちそうさん」 の主人公の 旦那さんも

そうでしたね、 恩師が武田五一らしい人物で・・・

今回、京都の人にいろんな話が聞けてよかったが

最近河原町通りが寂れ 烏丸通りのほうが にぎやかとのことだったが

確かにそんな印象だった

地下鉄や京都駅へのアクセスの関係で街の様子が変わってくるのは

現代の都市の傾向のようだ

 

名古屋もこれからますます駅前が発展するのだろうか?

個人的には 栄のほうが 街として面で広がる面白さがあり好きですが


2015.04.07
桜咲くころの京都




偶然見つけた 京都で武田五一の建築を見る会に参加しました

武田五一は京都大学の建築学科を創設したといわれる建築家

明治から大正時代にかけて 多くの作品を残していますが

最近、 NHKの朝ドラ ごちそうさんに登場する 建築家 竹元勇三の

モデルか?と話題になりましたが が 実物のほうが かっこいいー!

 

まずは駅前の関西電力京都支社から

この建物は最晩年の作品で昭和12年竣工

京都駅北口広場の左方向にありますので ぜひご覧ください

この写真は西口入口 アールデコの装飾が利いています

 

このけったいな建築物は 1928 といわれている

アートコンプレックス

この当時フランク・ロイド・ライトとの交流があったせいか

かなり影響を受けています

もともと毎日新聞京都支局として建てられましたが

解体の危機にあったところを 京都の建築家若林広幸が買い取り

若いアーテイストたちにテナントとして開放

三条通りにあり、今までも何度か訪ねましたが

今回は専門家に詳しく解説していただきました

 

最後は京都市役所 

ルネッサンスをベースにした歴史主義建築です

この写真は西庁舎ですが 中央部分を保存する代わりに

この増築された西部分は 近々取り壊されるそうです

でも 先生の解説を聞くまでもなく 味わい深い建築です

窓の取り方、コーナーの処理など 

見れば見るほど設計者の意図が想像でき、もったいない

 

京都に行く機会がありましたら ぜひこれらの建築 一見の価値 大いにあります

この会に参加して驚いたのは参加者がほとんど一般の少し高齢の女性

カルチャーセンターの授業の参加者たちの発展形の会でした

関西地方の 文化度の高さに感心しました!!!


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